研究詳細

親水性/疎水性を制御した電極材料の作製

カテゴリ 環境・化学
研究者 氏名 小野 恭史
研究者 職階 准教授
研究者 学部名 研究推進機構 研究推進総合支援センター 自然科学研究支援ユニット 機器分析施設
研究者 顔写真
題名 親水性/疎水性を制御した電極材料の作製
分野 材料科学
キーワード 親水性 疎水性 複合めっき 電気化学
内容 微粒子を分散させた液中でめっきを行うと、微粒子が取り込まれためっき被膜が得られます。これを複合めっきと呼びます。微粒子に疎水性物質を用いると、めっき皮膜の表面(金属の表面)は疎水性となります。親水性物質を用いると親水性表面を有する金属が得られます。 電極表面の性状が大きく影響する電気分解反応に、表面の親水性/疎水性を制御した電極を用いると、どのような効果が現れるかについて研究しています。
ポイント 水溶液中で電気分解を行う際、水に対する溶解度が低いために水の電解反応が進行し、効率的に反応を進行させることができなくなることがあります。疎水性であるがゆえに溶解度が低い物質に対しては、疎水性の電極材料を用いると高効率に反応を進めることができます。また、気体や有機物など生成物が疎水性である場合、親水性の電極材料を用いると電極近傍から速やかに脱離させることができ、電解反応を邪魔する要素を除くことができます。このような現象を利用した「気体の電気分解」や「有機物の電解官能基変換」などが実現可能です。また、複合めっきは元々摺動部材に用いられる手法であり、得られる金属表面の堅牢性は非常に高く、工業用電解材料として利用できます。
産学連携の取組、期待 水溶液中での効率的電気分解を目指しています。 ガス電解、有機物電解などに興味をお持ちの企業様と連携ができればと考えています。
研究REPORT
更新日 2019-03-11
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