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研究者詳細情報
研究者 菊島 浩二
大学 富山大学 工学部知能情報工学科
研究室名
専門分野 光通信工学
研究テーマ 通信ネットワーク,及び光通信について研究を行ってきた.以下に主な研究を示す.
(1)統計的設計法の提案
光伝送システムを統計的に設計する方法を提案した.提案した設計法は国際標準(ITU-T Series G supplement 39, ITU-T G.955, ITU-T G.957,及びITU-T G.982)となった.
(2)光ファイバ増幅器の研究
光ファイバ増幅器の歪みと雑音を低減した.研究成果は,国際標準(ITU-T J.186)の作成に貢献した.
(3)FM 一括変換方式の提案
広帯域なCATV 信号を一括してFM 変調する方式を提案した.国際標準(ITU-T J,185)になり,上述の光ファイバ増幅器と組合せて広く使用されている.
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特許

出願番号:2014-007695 / 特開番号:2015-138980 / 登録番号:6332977

QAM変調方法並びにQAM変調装置及びこれを用いたCATVシステム

【課題】複数のキャリア信号を特定信号によって容易且つ確実に一括変調できるQAM変調方法とQAM変調装
置、及び全チャンネルを一括して特定番組に切り替えるのが容易なCATVシステムを提供する。

【解決手段】複数のキャリア信号Ca(1)~Ca(n)を周波数多重した信号を、光信号に変換して出力する第一電気/
光変換器40、及び、各キャリア信号Ca(1)~Ca(n)とそれぞれ位相がπ/2だけ移相した複数の移相信号Cb(1)~Cb(n)を周波数多重した信号を、光信号に変換して出力する第二電気/光変換器42を備える。第一電気/光変換器40の出力信号を特定信号kの同相信号I(k)によって強度変調した第一のQAM光信号QMaを出力する第一の光変調器44、及び、第二電気/光変換器42の出力信号を特定信号kの直交位相信号Q(k)によって強度変調した第二のQAM光信号QMbを出力する第二の光変調器
46を備える。


論文
科研費

地震津波の緊急放送用CATV放送信号の一括多チャネルQAM光変調方式の提案と実証

基盤研究(C) 2014-04-01 ~ 2018-03-31