しらさぎプロジェクト大学開放特許データベース(単願&発明者検索)

研究者詳細情報
研究者 藤本 健造
大学 JAIST マテリアルサイエンス系、生命機能工学領域
研究室名 https://www.jaist.ac.jp/ms/labs/fujimoto/fujimotohp/
専門分野 生物有機科学、核酸化学、化学生物学
研究テーマ 光を用いた新規遺伝子操作法の開発
精密有機合成に基づインテリジェント核酸創製
DNAナノアーキテクチャーの構築
DNAチップを用いた遺伝子解析
検索キーワード
人工DNA、遺伝子診断、光遺伝子操作、DNAコンピューティング、DNAメモリー、生物有機科学、核酸化学、化学生物学
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特許

出願番号:特願2016-105622 / 特開番号:特開2017-210448 / 登録番号:特許第6781975号

アンチジーン法用光応答性人工核酸プローブ

【課題】アンチジーン法に好適に使用可能な人工核酸プローブの提供。

【解決手段】標的二重鎖核酸を光架橋するための光応答性人工核酸プローブであって、塩基部分が3−ビニルカルバゾール構造である特定の光架橋性人工ヌクレオシドがリン酸ジエステル結合によって塩基配列中に導入され、更に、塩基部分がウラシル構造である特定の人工ヌクレオシドがリン酸ジエステル結合によって塩基配列中に導入された人工核酸からなる、光応答性人工核酸プローブ。


出願番号:特願2018-72685 / 特開番号: / 登録番号:特許第7104399号

光反応性人工アミノ酸、及び光架橋性人工ポリペプチド

【課題】核酸とポリペプチドの間の光架橋形成のために使用可能な、新規な光反応性化合物を提供する。

【解決手段】アミノ酸の側鎖部分としてビニルカルバゾール構造を備えた修飾アミノ酸化合物(人工アミノ酸)をポリペプチド鎖中へ導入して人工ポリペプチドを製造すると、該人工ポリペプチドが、核酸との間に光架橋を形成できることを見いだして、本発明に到達した。


出願番号:特願2014-73943 / 特開番号:特開2015-195736 / 登録番号:特許第6328466号

核酸中の塩基を変換する方法、及び核酸塩基変換剤

【課題】核酸において一塩基置換する方法を提供する。

【解決手段】イノシンと、光応答性修飾ヌクレオシドが導入された光応答性修飾核酸と、光応答性修飾核酸と相補的な塩基配列を有しイノシンに対応する相補的な位置にシトシン(C)を有する標的核酸とを、ハイブリダイズして二重鎖を形成する工程、形成された二重鎖に対して光照射して、光応答性修飾核酸と標的核酸の間に光架橋を形成する工程、光架橋が形成された二重鎖をインキュベーションして、標的核酸中のシトシン(C)をウラシル(U)へと塩基変換する工程を含む方法。


出願番号:特願2014-224574 / 特開番号:特開2016-86724 / 登録番号:特許第6481161号

光架橋核酸二重鎖の光架橋を光開裂させる方法

【課題】3-ビニルカルバゾール構造を塩基部位に持つ修飾ヌクレオシドによって、核酸二重鎖の鎖間に形成された光架橋に関した、従来よりも低温で、従来よりも長波長の光照射によって、核酸二重鎖の鎖間に形成された光架橋を、高い効率で開裂させる方法を提供すること。

【解決手段】二重鎖の末端に一重鎖部分を設けて、該末端の一重鎖部分を有する鎖の一重鎖部分と二重鎖部分に対して相補的な配列を有する挿入核酸の鎖を、光架橋核酸二重鎖と溶液中で接触可能に添加して、光照射すると、従来よりも低温で、従来よりも長波長の光照射によっても、光開裂が高い効率で進行することを見いだして、本発明に到達した。


出願番号:特願2018-72685 / 特開番号:特開2019-182760 / 登録番号:

光反応性人工アミノ酸、及び光架橋性人工ポリペプチド

【課題】核酸とポリペプチドの間の光架橋形成のために使用可能な、新規な光反応性化合物を提供する。

【解決手段】式Iで表される光反応性人工アミノ酸、及び光反応性人工アミノ酸がペプチド結合によって結合して含まれる光反応性人工ポリペプチド。


出願番号:特願2019-19115 / 特開番号:特開2020-125269 / 登録番号:特許第7345156号 

二本鎖形成によって19Fケミカルシフトの変化を生じさせる方法

【課題】二本鎖形成を検出するための、生体内での計測に適した、高感度な検出手段を、提供する。

【解決手段】式Iによって表されるフッ素含有人工ヌクレオシドを使用することによって、式Iによって表されるフッ素含有人工ヌクレオシドを塩基配列中に導入した修飾核酸と、該修飾核酸と二本鎖形成可能な核酸との間に、二本鎖を形成させて、二本鎖形成の前後の比較において核磁気共鳴法によって検出可能な19Fケミカルシフトの変化を生じさせる方法。


論文
科研費