しらさぎプロジェクト大学開放特許データベース(単願&発明者検索)

研究者詳細情報
研究者 濱田 勉
大学 JAIST マテリアルサイエンス系、生命機能工学領域
研究室名 https://www.jaist.ac.jp/ms/labs/hamada/
専門分野 ソフトマターの物理、生物物理、人工細胞膜
研究テーマ 人工の細胞「膜」を自在に操る
検索キーワード
ソフトマター、人工細胞膜、ベシクル、リポソーム、相分離、コロイド、ソフトマターの物理、生物物理
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特許

出願番号:特願2010-42688 / 特開番号: / 登録番号:5585981

光応答性リポソーム及び光応答性リポソームを利用した物質の運搬方法

【課題】リポソーム膜を可逆的に光反応させることで、リポソームへの物質の封入とリポソームからの物質の放出を制御可能な光応答性リポソーム及びこれを利用した物質の運搬方法を提供する。
また、体に害を及ぼすことなく生体内の標的部位に物質を放出可能な光応答性リポソーム及びこれを利用した物質の運搬方法を提供する。
さらに、膜内外における物質の濃度勾配に依存せずに、物質の封入・放出が可能な光応答性リポソーム及びこれを利用した物質の運搬方法を提供する。

【解決手段】比較的低いゲル-液晶相転移温度を有したリン脂質(例えば、不飽和リン脂質)とアゾベンゼン脂質とを、所定の緩衝液中で混合した溶液中に小胞化したリポソームが形成されること、異種の光(例えば、UV光と緑光)の照射を制御することで膜孔が可逆的に生成・消滅されること、及び、さらに、この膜孔を介して、リポソームへの物質の封入とリポソームからの物質の放出とが可能になることを見出し、本発明を完成するに至った。


出願番号:特願2016-136138 / 特開番号:特開2018-171 / 登録番号:特許第6785496号

細胞構造体の内部へゲスト物質を導入する方法

【課題】高価な装置や複雑な工程を要することなく、簡単な操作で再現性よく、ゲスト物質を細胞内へ導入することができる新しい技術を提供すること。

【解決手段】細胞構造体の内部へ、ゲスト物質を導入する方法であって、細胞構造体とゲスト物質とが溶媒中に分散した混合分散液を調製する工程、細胞構造体とゲスト物質の混合分散液へ、遠心加速度を与える工程、を含む、方法。


論文
科研費